エイジングサイエンス

老化は治療するステージに進行しています

 2019年WHO(世界保健機関)が老化関連疾患を疾病グループに追加して以来、急速に老化原因の解明と対策方法の研究が進行しています。ヒューマンゲノム(ヒト遺伝子)の全ての解析が終わった後、老化に関する重要なことがわかりました。生まれ持ったDNAには、予め老化のプロセスはプログラムされていないということです。つまり、老化は後天的な原因で進行することを意味しており、原因の対策で十分に予防や治療の可能性があるということです。

重要な老化の原因

 老化は、老化細胞が増えることで進みます。その主な原因とステップは4つあります。

1 インフラメイジング - 慢性的な炎症状態により機能不良になる

2 DNA異常 - 遺伝子損傷により、DNA機能不良した老化細胞が発生する

3 老化細胞の増加 - 老化細胞は他の細胞を老化に誘導する

4 老化細胞から微弱な炎症が発生し、インフラメイジングが改悪する悪循環となる

 理想的な健康状態(オプティマルヘルス)を保っている状態では、免疫システムは炎症を抑え、老化細胞を除去し、正常な状態(恒常性)を保とうとします。そして、体内の幹細胞は損傷した箇所(組織)の修復に動きます。しかし、生活習慣の乱れや肥満、メンタルストレス、環境ストレス、感染、有害物の蓄積などにより、ダメージがカバーしきれなくなった時に、状態は悪く進行し、生活習慣病や老化状態に進行します。

老化治療の最前線

 一度老化状態や生活習慣病状態が進んでしまうと、正常な状態に戻してゆくことは非常に困難になります。私たちは、グループの病院、クリニックなどの医療機関や共同研究を行う医師、薬剤師、科学者達と共に、この15年様々な検査法、診断法、治療法を試し、現在は新たなステージの治療を既に実験的に開始しています。治療は激性のある薬剤も使用するため、検査に基づき個々の患者の状態に合わせて調整し、経過観察を行いながら慎重に進めています。現在の治療戦略は主に4つの治療で構成されています。

1 遺伝子修復 - 薬剤を用いて全身や局所組織の遺伝子を徐々に修復します。

2 Senolytics(老化細胞除去)- 薬剤を用いて選択的に老化細胞を減らしてゆきます。 

3 炎症抑制 - 幹細胞を用いての炎症抑制や、免疫のバランスを整えます。

4 組織再生 - 幹細胞や薬剤を用いて、正常な細胞を増加させてゆきます。

 しかし、これらの治療は全ての人に等しい結果をもたらすことは出来ず、また根気のいる長い期間の治療と高いコストがかかります。私たちのミッションは、これらの治療を気軽に誰もが受けられるようにしてゆくことや新薬の開発につなげることにあります。

老化の予防

 生活習慣病、がん、潜伏的な感染症などと同じように、老化も一定の状態を超えると自己修復が難しくなります。生活習慣病でよく言われることですが、壊れる前、未病(発病していない状態)の状態で対策するほうが容易く、寛解(軽減や状態の改善)・延命ではなく完治(元の状態に戻す)になる確率があがります。

 しかし、もっとも成功確率が高くなるのは、未病よりさらに以前で、健康状態を保つ予防と生活習慣です。

 老化や生活習慣病を防ぐための生活習慣は5つあります

1 バランスの良い食事 - 必要な栄養の選択

2 運動 - 特に筋肉運動

3 適切な睡眠 - ホルモンによる修復

4 肥満しない

5 ストレスを減らす 

 また、見た目のエイジングを防ぐには、肌への局所的なケアも重要になります。

1 UV(紫外線)の防止

2 保湿・水分量の保持による乾燥から来る炎症の防止

3 健康な皮膚を保つことでの、感染や異物からの防御性向上

 そして、必要な栄養の選択にはサプリメントによる補充がケア効率を良くします。アジェンズでは、特に普段の食事ではカバーすることが難しいエイジングケア・予防に必要なサプリメントを提供しています。

1 女性ホルモンバランスのケアによる修復力の維持

2 腸内フローラバランスのケアによる免疫バランスの維持

3 遺伝子修復機能の働きに必要な栄養素の補充

4 老化細胞機能のオートファジーの働きをケアする栄養素

5 痩せ体質を維持するための置き換え食

 適切な生活習慣の維持は、一見難しいですが、ちょっとした意識で習慣化することで負担なく続けることが出来るようになります。カウンセリングや医療機関の紹介も行っておりますので、気軽に相談してください。