いつまでも若くいる方法。老化治療最前線 2025

いつまでも若くいる方法。老化治療最前線 2025

”いつまでも若く、年をとらない”

そんな夢物語も、段々と実現に向けて進んでいます。進んじゃっているんです。

2019年、WHO(世界保健機関)が国際疾病分類(ICD-11)に老化関連疾患を追加しました。WHOが定義した老化は「生物の適応と進行の喪失に永続的につながる病理学的プロセスによって引き起こされるもの」としていますが、何のことやらわかりませんよね?

遺伝子解析技術が進歩して、ヒトゲノム(ヒトの遺伝子)の総解析が行われた結果、ひとつ面白いことがわかりました。それは「ヒトの遺伝子には先天的に老化するようにプログラムされていない」という事実です。じゃあなんで老化するのかと言うと、基本的に老化は後天的なもの、ということと現在では考えられています。

老化を進行させるダメージプロセスは、様々な原因がこれまでも挙げられてきました。

「酸化」「糖化」「ホルモン低下」「有害物の蓄積」「飲酒」「喫煙」「ストレス」「病気」などなど。

しかしそれらのプロセスを突き詰めると、結果として何が老化なのか、という根本部分が見えてきたのが現在の老化治療最前線です。

最大の原因をひとつ選ぶならば、それは「老化細胞」が増えることです。

 

老化細胞

細胞は毎日分裂して、新しい細胞に生まれ変わります。寿命は場所(組織)によってバラバラで、例えば腸管の細胞だと3日程度と短く、神経細胞は一生を共にするほど長生きです。見た目に影響する皮膚細胞だと約28日間です。

細胞には全て、DNAがあり、細胞分裂時にコピーして新しい細胞に受け継ぎます。しかし、コピーする際にたまにコピーエラーが起きます。エラーが起きた細胞、つまり遺伝子異常が起きた細胞が老化細胞になります。

遺伝子に異常が起きた細胞の行く末はいくつかにわかれますが、大きくわけると3つです。

1 動きが鈍い不良細胞になる(老化細胞)

2 生活習慣病など病気原因になる

3 不死化してがん細胞となる

遺伝子異常が起きる原因は、コピーエラー以外にも複数あり、「酸化」「感染」「有害物」「炎症」など様々です。しかし、毎日老化細胞は発生します。それが増加することが、老化進行につながります。

 

 

 

 

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